博物館

世界の博物館の歴史と実情

博物館の歴史は主には、ヨーロッパにあります。
 
ヨーロッパの博物館・美術館にはバロック期のヴンダーカンマー(驚異の部屋)に発祥するものが多いといわれています。
ヴンダーカンマーとは、世界中の珍しい事物、異国の工芸品等」を、種類や分野を問わず一部屋に集めたものです。
ルネサンス期からバロック期にかけて王侯や富裕な市民は、珍しいものの収集する流行がありました。この収集熱の対象には貴重な絵画彫刻も含まれていました。
教会以外の場で大規模な美術品の公開展示が行われたのはルネサンス期のフィレンツェがあります。メディチ家のコレクションが邸内の回廊(ガレリア)で行われました。
祝祭日に王侯がコレクションを閲覧することはその後も各地で行われたが、通年公開されることはありませんでした。
フランスでは王立絵画彫刻アカデミーがルーヴル宮殿の一室「サロン・カレ」で会員の作品を行い、その批評はフランス内外で広く読まれました。

それまで博物館の閲覧は学者を含め富裕層に限定されてきましたが、フランス革命を契機として、はじめて一般に公開された常設の博物館として「国立自然史博物館」がパリに設置されました。

1925年、ミュンヘンにオープンしたドイツ博物館は、これまでの閲覧中心の展示から、体験型展示を全面的に導入し、現代の科学博物館の展示様式のさきがけとなりました。
一部の博物館、特にイタリアには、コレクションの性質や規模に応じて紹介、事前予約を要するものがあります。

アメリカ合衆国では博物館の教育性、公共性が強調され、公開のものが多く、スミソニアン博物館のように定額の入場料を定めないところもあります。

▲topback



当ホームページの情報を利用して起きたトラブルに関して当サイトは一切の責任、保証を負いません。